あけ【明け】

【ペンキ屋用語】
「作業をしない日」や「休日」など。
現場の状況を指して呼ぶことが多く「仕事がない日」を指す場合は少ない。
やる作業が無い場合などに使われる言葉で同意語の「けなみ」は天候やその他の理由により仕事や作業ができない場合に使われる言葉。
雨や自身の都合の場合は「けなみ」現場の作業の都合の場合は「あけ」と使い分ける場合がほとんど。


読み

あけ


使い方

「(現場の)工程が進んだから明日はこの現場あけになる」


類似語

休み・休工・けなみ(ペンキ屋用語)


日本の休日

明治時代に祝祭日が制定された。旧祝祭日は神事や宮中祝や年中行事などの継承されてきた日を根拠としていた。「祭日」という言葉は神道における祭に由来する用語だったが現行法により廃止になった。
現在は「祝日」が用いられている。
日本の祝日に関する法律では休日を下記の様に定めている。
・国民の祝日は休日とする
・国民の祝日が日曜に当たる時はその日の後にその日に最も近い国民の祝日でない日を休日とする。
・その日の前日及び翌日が国民の祝日である日は休日とする。
休日には様々な機関において決められた休日がある。
・政府機関における休日
・地方公共団体の休日
・起訴における休日
・保険医療機関における休日
・道路標識などにおける休日
・金融機関における休日
・労働基準法における休日
・小学校の休業日
・交通機関における休日


歴史

江戸時代以前
法定休日という概念は存在していなかった。天気の良くない日、氏神の際の日、元旦、五節句、お盆などに仕事を休んでいた。
現代と比べて平均労働時間は短く、休み時間も一日3回取られていた(10時、昼、14時)特に夏場など暑くなる時期は昼休みだけでも2時間はあったとされている。
明治時代から戦前
1868年の大政官布告で31日を除く1と6の付く日を休日としていた。
欧米との交易などで不便があったため1876年に欧米に合わせた土曜日の午後(半ドン)と日曜日の終日を休日とするようになった。
戦後から
1948年の国民の祝日に関する法律により国民の祝日が定められた。
週休二日制
毎月1度でも週に2日休日があることを「週休二日制」と呼ぶ。毎週かならず休日が2日設定されている場合は「完全週休二日制」と呼ばれる。
日本では三菱電機が最初に週休二日制を導入した。その二年後にパナソニックが完全週休二日制を日本の企業で初めて導入した。
1980年代より民間企業でも徐々に土曜日を休日とする週休二日制が採用されるようになった。週末は2連休、金曜日の祝日や振り替え休日がある場合は3連休になった。
2002年から公立学校でも土曜日を休日とする完全学校週5日制になった。
2015年ごろの調査では「何らかの週休2日制」を採用している企業は85%で「完全週休2日制」を採用している企業は50%となっている。
「何らかの週休2日制」の労働者は85%「完全週休2日制」の労働者は61%となっている。


外部リンク

結果の概要|厚生労働省-就労条件総合調査
完全週休二日制/グラフでみる労働統計|労働政策研究・研修機構(JILPT)


関連項目

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